まずは概要から

と言うわけで今日からちまちま書いて行きます。ぶっちゃけRogueLike専門のサイトを見に行った方が早いんですが。
RogueLikeRPGとは名前が指す通り、相当古いコンピューターゲームであるRogueに端を発すゲーム達の事です。
Rogueの特徴は大きく上げると以下の通り。

  • 全てが文字。主人公が@で表され、敵もアイテムも全てが一文字。
  • ランダム生成のマップ。手に入るアイテムも遭遇する敵も何が来るかわからない。(法則性はあるけれど)
  • 無ストーリー性。迷宮に入り、奥にある魔よけを持って脱出するだけ。
  • 死んだらそこで終了。セーブといった甘っちょろい物は無い。RogueLike全般に言えるが、クリアするだけで素晴らしい。

大体こんなところでしょうか。ちなみに本家Rogueは今は無く、RogueCloneと言うのが存在します。今メジャーなのはメッセージ分離型Rogueと言う奴かな。
現在、日本でメジャーなRogueLikeをいくつか紹介。

  • メッセージ分離型Rogue*1
    • 単純にして伝統。メッセージをバイナリと分離する事により、アイテムや敵、行動メッセージなどを好きに変える事ができる。様々なメッセージが存在する。ちなみにプレイした事は無い。
  • NetHack*2
    • アイテムや信仰などの深みのあるシステムが特徴。かなりやれる事が多く、なかなか飽きない。城やゲヘナや神の試練等、謎解きとかトリッキーなものが多い。昇天(クリア)回数二回。
  • Angband
    • RogueNetHackと雰囲気が少し違う。RogueNetHackは限られた資源、食料で道を切り開くゲームだが、Angband系列はダンジョンを彷徨い、戦略を駆使して強敵を撃破し、より良い装備で身を固め、最奥を目指すゲーム。Angband系列はバリアントが多いのも特徴。変愚蛮怒*3、TOME*4等がその大手。ゲームの下敷きとして指輪物語を取り入れている。勝利回数は変愚で三回、TOMEで一回。

メジャーなのはこのぐらい。私個人が好きなものとしてDungeonCrawl*5があります。これはNetHackAngbandを混ぜたようなもので個人的にはイチオシ。勝利回数一回。